「放課後の学校クラブ」とは、
放課後の学校をつくるために学校内に設立されるクラブのことである。
「放課後の学校」とは、いつもの学校が終わったあとに現れるもうひとつの学校のことである。

2011年9月28日水曜日

9月24日の活動報告











クラブ活動も3日目。土曜日で学校が休みの中、部室の準備をしていると、開始時間の20分も前から部員が。3日目ということで挨拶も気軽にでき、最初より段々と仲良くなれているのかな、という感じがしました。

この放課後の学校クラブの活動目標は、「自分たちの学校」をつくること。そして活動最終日の10月2日に実際に学校を開くこと、です。今日は活動の一番最初で、このゴールを改めてみんなで確認。「どんな学校にしようか。」なんとなく考えている、ような顔が見えてきました。

活動は、前回の学校探検で学校のいろいろなところを見てきたことを踏まえて、いよいよ「自分たちの学校」づくりに突入。まずは、時間割をつくろう!

学校って何がある?「自分たちの学校」には、何があったらいい?最初にあがったアイデアは校歌。次に授業。「でもだれが教えるんだ?」「う~ん・・・。」自分たちの学校、作るのも考えるのも自分たちです。

さてさて、最初のうちは、これぞ学校、という感じの意見が多かったのですが、段々と「自分たち」流がでてきます。アイドルの歌と踊りをする音楽の授業、かくれんぼ大会、なんでも表彰式。想像するとあれもこれもと、わくわくします。

だいぶアイデアも出揃ったところで、詳しい時間配分をします。なにせ60分しか開校しない学校なので、スケジュールも分刻みです。たくさん出たアイデアも、似ているものは統合して、音楽・数学・情報・国語の4つに分けられました。その中のひとつ、怪談話の授業というアイデア。一見、お話ですから「国語だ。」という意見と、「怪談の中には昔話が多いから社会だ!」という意見がでたりと、それぞれのアイデアに対していろいろな見方ができ、議論も白熱しました。

おおまかな時間割が出来たところで、今度はそれを活動する校舎が必要。星槎中学高等学校の中で、自分たちの時間割に一番よさそうな場所をさがしに下見ツアーに行きました。校庭や門の前の木陰など、風の気持ちのよさそうな場所や、慣れ親しんだ美術室などいくつかの目星をつけてきました。

最後に、今日出来た時間割を見つつ、各教科の授業を作る係りを決めました。何の授業にするか、どんな内容にするか。迷っている人も、考えを膨らましている人も、次回までの宿題です。

今日は休日の《放課後の学校クラブ》でしたが、ついに「自分たちの学校」づくりもスタート。空の芸術祭もスタートし、活動参観者の方も何人もいらしてくれました。これから10月2日の開校日まで、どんどん「自分たちの学校」の全貌が見えてきそうです。(池田)

(放課後の学校クラブだより第三号より抜粋)

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